解説 
 記念すべき「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ第1作!公開は1985年。日本ではクリスマス興業となったが、同じ時期にスピルバーグの「グーニーズ」と公開が重なりスピルバーグ旋風が吹き荒れた年末・年始だった。テレビ俳優の起用(エリック・ストルツの代役でマイケル・J・フォックスが主演)と地味に思えた作品だったが、アメリカ同様大ヒットした(といっても続くパート2,3の方が興業収入がいいのは皮肉だ)。
 
監督はスピルバーグに才能を認められた「ユーズド・カー」のロバート・ゼメキス。彼は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の企画をメジャースタジオに持っていったが相手にされず困っていた。しかし、スピルバーグの助力で映画化が実現する。もともとスピルバーグと友好関係にあったユニバーサルが企画にGOサインを出したのだ。(この後「ユーズド・カー」以降「ロジャー・ラビット」までゼメキスとスピルバーグの関係は続き、ゼメキスの殆どの映画がスピルバーグのアンブリン・エンターテイメント製作とになる。)
 
幾多の困難をバネにし企画を映画化したゼメキスは、このあとシリーズ以外にも「フォレスト・ガンプ」「ロジャー・ラビット」等数々のヒット作を作り上げ、ハリウッドのA級監督リストに載る大監督となった。
 
音楽はアラン・シルベストリ。彼の音楽も映画とともに大ヒット。特にパート1のサウンドトラックはヒットチャートにも入った。現在は、パート1、2,3そしてユニバーサルスタジオの「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」のテーマまで入ったサウンドトラックが発売されている。
 
代役でマーティを演じたマイケル・J・フォックスは、この作品で世界的なスターとなり以後、多くの映画に出演している。現在は病気と闘いながらテレビに出演している。ドク役のクロストファー・ロイドはゼメキス作品を中心にエキセントリックな役を怪演している。
バック・トゥ・ザ・フューチャー
 Back to the Future
 

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